題2章 愛しさ…寂しさ…不安…

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「………死ぬ」 ふらふらになりながらも家まで上田に送ってもらい、とりあえず家についた。 『ばいばいコウキー』て余裕の表情で手を振る上田はおかしい…。 はぁはぁ言いながらベッドに倒れ込めば無理をした身体が軋む。 「明日仕事出来ねぇっつの!」 あちらこちらが痛みを訴える。 ピピピッ そんなときにケータイが鳴った。 丁度手に持っていたので届いたメールを開く。 【聖、元気かぁ?】 久々の山下からのメール。 どう考えても元気じゃねぇよ。 【あー、身体中が痛ぇ…。】 そのままを書いてやった…。 あんまメール打つ気力もないほど心も身体も疲れてた。 【は?なにやったんだよ?電話していいか?】 ……なんか、勘違いしてる? 【いいよ。】
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