手を繋いで。

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君の温もりを感じた 何度も何度も 僕等は愛を育む。 「…りょ…う…。」 大好き。 当たり前の言葉なのに もう聞けないような気がしたから 聞かないふりをした 今 君の事をみつめてしまうと 涙がでそうになるんだ。 どうして 僕等は別々の道を行かなければいけないのだろう。 「美…穂。離したくない。離さない…っ」 「うん…うん…。」 こんなにも お互いを愛し合っているのに。 神様は どうして僕等を見放すのですか-? 好きな人といる事が そんなにいけない事ですか? 夢ならいいのに。 夢ならすぐ覚めて 夢なんだろ? 夢なら… また2人で 微笑みあえるのに- 「ぅ…ひ…っく…」 「ごめんな…。ごめんな…っ。」 どうして僕等は 泣いているのだろう 夢なら 泣く必要なんて ないのに… 「ごめんな…っ。ごめんな…」 ただただ ごめん そう呟く自分。 呟く声は 震えていて-
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