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約１０分後……
この頃には嫌でもパーティーは完成し２０組のパーティーができていた。
「それぞれパーティーができたみたいだね♪じゃあ、あのタワーの前にパーティー毎に並んで座って置いてある機械を頭につけてね♪」
皆、一様にタワーの前にある席につき頭にゴツいヘルメットのような機械をはめた。
俺もそれに倣い行動する。
様々なコードがぶら下がるヘルメットの様な機械はずっしりと重く、頭と首に負担をかけた。
狭い視界の中、周囲を見ると、椅子はいくつか余っていた。
予定ではもっと沢山参加する予定だったのだろうか。
目の前に目を移すと、モニターとプレステ２のコントローラーみたいなものが置いてあり、モニターには、白い画面にＲＰＧでよく見かける
→ゲームを始める
という文字だけが表示されていた。
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