84386人が本棚に入れています
本棚に追加
「そろそろ読み終わったかな?
じゃあ、10分あげるから4人1組のチームを作ってね♪」
俺は誰かいないものかと辺りを見回したが、知らない人ばかり。しかし、不意に後ろから肩を叩かれた。
「君は……」
それは、昼にラーメン屋で遭遇した拓海と呼ばれていた人物だった。
「えーと……何君だっけ?」
「あっ、荻野勇です。
一応高校2年」
「同い年だな。
俺は広田拓海。拓海でいいよ。
もしよかったらチームを組もう」
そして、俺と拓海はチームを組み、あと2人となった。すると、同年代くらいの女の子2人が声をかけてきた。
「あの……仲間になってくれそうな人がいないので仲間にしてもらえませんか?」
「私からもお願いだよ……なかなか歳近そうな人がいないんだ」
「こっちも仲間がいなくて困ってたんだ、よろしく!」
「勇……まぁ、いっか」
「よろしくお願いします……
私の名前は峰淵弓子です」
「私は赤羽光だよ」
「俺は荻野勇」
「僕は広田拓海だ、よろしく」
こうしてパーティーは完成した。
最初のコメントを投稿しよう!