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砂幻の指は更に食い込み続けた。メキメキと頭蓋骨が軋む音がした。
「な……なんだあいつ!」
「あいつ……どっかで見た事ないか?」
「ゆ、許し……」
「さて、渚。こいつはどうやって処分する?」
砂幻は唇ピアスの男を完全無視し、始末する気満々だった。
「ん~……砂幻を雑魚扱いした罪で失神」
「足りねえな。渚を連れて行こうとした罪も追加。よってプールの藻屑の刑」
砂幻は唇ピアスの男を流れるプールの所まで連れて行き
「よっ」
砂幻は左手で唇ピアスの男を固定し、手首の力だけで唇ピアスの男の首を、ゴキっと回した。
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