2nd Beauty 【出会い。】

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悩んだって仕方ない。 取り敢えず職員室に向かった。 ----コンコン。 「失礼します。今日からお世話になる朝陽です。」 先生「はいはい。君は僕のクラスだね。担任の佐原那智(サハラナチ)だ。」 「朝陽奈瑠です。ヨロシクお願いします♪」 愛想よく愛想よく… 1年3H---。 「うわっ。クラス多ッッ;;」 後から聞くと1年だけで5クラス あるらしい……。 都会って凄いわぁ…。 先生「-----…ということで転校生を紹介します。どぉぞぉ~」 当然。ワイワイガヤガヤ… 聞こえてくるのは男子の声ばかり。 ガラッ― 男子A「ぉお♪女子ぢゃん☆」 男子B「メッチャ可愛いじゃん♪」 先生「はいッ!!静かにぃ~!!朝陽。自己紹介♪」 「高知県の夢ヶ丘東高から来ました。朝陽奈瑠ですvVヨロシクお願いします♪」 先生「じゃあ、席は紗羅の隣な。紗羅ァ~手ェ上げて☆」 男の群れの中から白く、細い腕が見えた。 『うっわぁ~メッチャ綺麗な人ォ…』と思ったのは言うまでもない。 大変容姿端麗な子であった。 それからアタシは言われた席に着いた。 「僕の名前は日向紗羅。ヨロシクね☆」 「朝陽奈瑠。こちらこそヨロシクね♪―――ッて女の子だよね!!?」 紗羅「??そうだよ~?」 「え??じゃあ何故に"僕"!?」 紗羅「ぁあ、癖だよ。ヤローばっかりだからな。」 紗羅「直に馴れるよ☆」 ――――…。そうだといいな;;
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