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昔東北で全然作物がとれない時があったらしい。
そのとき、ある子沢山の家では食べ物に困っていた。その家の父親は悩んだ末に一つの決断をした。
ある日父親は子供を一人呼び出した。
「〇〇、お前の大好きなもちを買いに行こう」 その子供は喜んでついていった。
だが着いたのは村の外れの湖、不思議に思った子供が振り向いた瞬間…父親は持っていた木材で子供の頭を打ち抜いた。
家に帰ると、父親は血で染まった木材で殺した子供に似せた人形を供養のために彫った。
やむを得ず子供を殺した(消した)悲しい話。
子消し……
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