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翔「・・・・・うぅ、なにがおこったんだ?」
翔太は立上がり、回りを見渡す。しかし、さっきまでの光はなく、あたりは真っ暗で何も見えない。
翔「なんだ?ここは俺の部屋なのか?」
手探りであたりを探るそんなゾンビみたいな格好をしていると、急に明るくなった。
翔「ッ!まぶっ!」
いままで暗闇にいたため目がまだ光になれていなかった。
???「あり?もう目覚めてたんだ~。」
いきなり高い女の声が聞こえてきた。
翔「だれだ?俺の部屋になんのようだ!」
???「はぅ~。ここはあなたの部屋ではありませんよ~。」
翔「んな!俺をさらったのか?なにが目的なんだ!」
???「う~ん、さらったといえばさらったんですが。む~。」
女はなにか考え込んでいるらしい。翔太は目がなれてきたので、再びあたりを見回した。どうやら本当に翔太の部屋ではないらしい。さらに女のほうをみてみると、
翔「んな!」
そこにいたのは、見ため自分と歳があまり変わりのないかわいらしい女の子がいた。
???「う~ん、う~ん、あ!そうだ!メイリンに説明してもらお~。」
翔(メイリン?奴の仲間?外人か?)
と、女の子がこちらに歩み寄ってきた。
翔太は反射的にあとずさりした。
???「まってくださいよ~。」
翔(やばい!)
直感的にそう思った翔太は、右にあった扉へ走っていった。
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