1386人が本棚に入れています
本棚に追加
???「ふふふ、逃がしませんよ~。」
女の子は笑っている。この状況をたのしんでいるようだ。
と、翔太が扉のとってに手をかけたそのとき、
ドコッ!
ふいに背中に痛烈な痛みを感じた。
膝の力がぬけ、崩れてゆく。そして意識も消えていった。かろうじて、女の子のほうをみたが、数十メートルは離れていた。
翔(・・・・・・ここはどこだ?)
翔太は意識を取り戻したが、体は動かず、目も開かなかった。
翔(あ~、あの女の子に倒されたんだっけ。俺死んだのかな~。)
マンガだとここで、いままでのことが走馬灯のように頭を巡るのだが、そのようなことはなかった。
翔(なんだよ、あんま悲しくないな。なんでだろ。)
次の瞬間、翔太の体を光が包んだ。
最初のコメントを投稿しよう!