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美姫は夢中でコンビニを飛び出した。
美姫は後を追う。でも声を掛ける事が出来ない…。頑張れば声は届く。
結構歩き、分かれ道へ、海斗と美姫は、家が逆方向になるので、帰り道は違う。
勇気を振り絞って美姫は、
美姫…「あの!」
海斗はその言葉に反応して振り返る!
美姫…「試合惜しかったよね。でも次頑張ればいいじゃん。」
海斗…「あんた…誰?」
美姫…「ビデオ屋で会った……フランダースの犬!」
海斗…「……あぁ~ネロとお似合いの!君と会うの二回目だよね?」
美姫…「そうだよ!」
海斗…「試合見に来てくれたんだ…」
美姫…「うん!」
海斗…「そっかぁ…じゃあね。」
海斗は、そういって立ち去る。
しかし、美姫は、
美姫…「はい!これ…」
美姫は花を海斗に渡す。
海斗…「あんたさぁ…惜しかったよねとか言うけど…ボクシングの事分かってるの?分かってるなら俺が最低の負け方したの…わかるよな?」
美姫…「………」
海斗…「何も言えないじゃん…俺の事はほっといてくれ。」
海斗は、足早に立ち去った。
美姫は、海斗を傷つけてしまった。
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