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季節は秋になりかけていた。海斗は、夏紀と品物の発注と買い出しに出掛けていた。
海斗…「やっと終わったね。」
夏紀…「そうだね。海斗君もやっとボクシング再開してくれたしね。」
海斗…「やっぱ目指すは世界チャンプだからね。」
夏紀…「応援してる。」
海斗…「店戻る?」
夏紀…「そうだね~お腹空かない?」
海斗…「若干……。」
夏紀…「喫茶店でも入ろう。」
海斗…「了解!」
二人は自分達の店の近くの喫茶店に入った。美姫の働いてる喫茶店に…
美姫…「いらっしゃいませ」
海斗…「んっ……君…どこかで会わなかったっけ?」
美姫…「海斗…君…」
海斗…「思い出した!俺が負けた日に絡んで来た女の子…パトラッシュだっけ?」
美姫…「違います!それは犬の名前!ネロだよ!」
海斗…「そうだった(笑)ここで働いてるんだ?」
美姫…「そうですけど…」
海斗と夏紀はメニューを注文した。
夏紀…「知り合い?」
海斗…「まぁちょっとだけ。」
夏紀…「お似合いだよ。」
海斗…「冗談よして下さいよ。」
夏紀…「いいカップルに見えた。」
海斗達は食べ終わり会計を済ませ店を出ようとすると…
美姫…「ボクシングまだ続けてるんですか?」
海斗…「負けた後はちょっと休んでたけど最近また始めてるよ。」
美姫…「そっかぁ。頑張ってね。」
海斗…「ありがとう。」
この再会が二人の運命となる。
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