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海斗は病院を後にし、ただ呆然としていた。
海斗…「失明………網膜剥離…………」
海斗は…その日初めて…一人で泣き続けた…誰もいない…場所で……。
試合まで2週間しか無い……海斗は試合に出る決意を固め練習をすることにした。
美姫…「海斗~!どうかした?」
海斗…「別に…何でもないよ!」
美姫…「おかしな海斗~!」
海斗…「じゃあ練習行ってくるな!」
美姫…「待って!タオル!忘れてるよ!」
海斗…「おぅ!」
美姫が投げたタオルが部屋の電気に重なり受け取れなかった。
美姫…「海斗…大丈夫?」
右目を気にする海斗を不審に思いながらも、
海斗…「大丈夫だよ!行ってきます!」
美姫…「うん……」
それからも海斗は変だった…。そう気付いた美姫は調べる事にした。
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