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公園に着くと海斗はベンチに座った。
海斗…「何だよ…話ってさ…」
美姫…「…………」
海斗…「何か言わないと……わかんねぇじゃん……」
美姫…「………やめ……て……」
その場で泣き崩れる美姫。
海斗…「美姫………どうした?」
美姫…「………ボクシング辞めて……」
海斗…「何でだよ…どうしたんだよ……美姫…」
美姫…「……海斗…目ケガしてるんでしょ?網膜剥離なんでしょ?目が見えなくなるんだよ!」
海斗…「心配すんな…どこもケガなんかしてないから…」
美姫…「何で隠すの?……ちゃんと言って欲しい…」
泣いている美姫を海斗はそっと抱き寄せた。
海斗…「俺は………」
海斗は諦めたかのように静かに美姫に語りかける。
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