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海斗は静かに美姫に真実を話す…。
海斗…「俺は…………どんな事があっても…ボクシングを辞めない…例え目が見えなくなったとしても…」
美姫を抱き寄せる力が強くなる。
美姫…「でも…もし目が見えなくなったらどうするの?」
海斗…「次の…剣崎との試合は何が何でも最後まで試合をする。」
美姫…「海斗……」
海斗…「だから…美姫の言葉を聞いてあげる事は出来ない……」
美姫…「でも……」
海斗…「ありがとな……心配してくれて……最後まで…戦い続けるんだ……」
その時、二人の頭上に雪が落ちてきた…二人を包みこむかのように……。
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