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美姫は城島を追いかけた。
美姫…「お願いします…」
城島…「知ってたのか…海斗の異変に…」
美姫は無言で頷いた。
城島…「知らなかったのは俺だけか…トレーナー失格だな……海斗に明日の試合遅れるなよって伝えてくれ……」
美姫…「ありがとうございます……」
海斗と美姫は久々に二人で帰っていた。
海斗…「明日は絶対勝つよ……お前のためにも…わがまま聞いてくれたトレーナーの城島さんのためにも…応援してくれるファンのためにも……何より自分自身のために……」
美姫…「応援してるよ…海斗!」
海斗…「俺だって怖いんだよ…もし目が見えなくなったらって思ったらさ…」
美姫…「大丈夫だよ…見えなくなったとしたら……私が海斗の目になるよ…」
海斗…「美姫………」
この夜海斗は美姫と深く愛し合った。
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