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美姫はレジの人に、
美姫…「これ…私が借りたやつじゃないんですけど…」
と言うと、
レジ…「じゃああちらのお客様のじゃないですか?」
と言われ見てみると、海斗がいた。
海斗…「これ、君のだよね。フランダースの犬、いい趣味してるね、彼氏いないでしょ?まぁアニメが友達じゃあ仕方ないよな。誰だっけ?パトラッシュ?」
美姫…「それは、犬の名前、ネロだよ。」
海斗…「そっかぁ、君にお似合いだと思うよ。」
美姫…「あなたもいい趣味ですね。中出し以外は校則違反。」
周りの客が海斗を見る。
海斗…「見たの?」
美姫…「ビデオで満足してれば、変態!」
とビデオを取って美姫は立ち去る。海斗も急いでその場を立ち去った。
美姫…「何なの…あいつ」
その夜はそんな事を思いながら寝た。
朝になった。海斗はいつも通りロードワークに出かける。対する美姫も、
美姫…「今日も遅刻だ~。」
準備を済ませ、急いで仕事場へ
海斗は公園に入りウォーミングアップをしていた。美姫も同じ公園に入り、
美姫…「これなら間に合うな。」
とゆっくり歩いていた。
シュッシュッシュッ…海斗が練習をしている。美姫が立ち止まる。
美姫…「あいつ……」
海斗は黙々とやっていた。
美姫…「中々やるじゃん…」
その時美姫は昨日の事を忘れ、海斗をじっと見ていた。
美姫は海斗に恋をした…。
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