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「オイ」
「何さ?ユウちゃん?」
「・・・ムカッ
下の名前で呼ぶんじゃねぇ!!!」
と神田は六幻を取り出そうとする。
「わっ・・・解ったから
落ち着くさ-;」
「誰のせいだと思ってるんだよ」
いつもより低い声で怒鳴れば・・・
ラビはしゅんと
「ごめんなさい・・・」
と言った。
ラビの瞳には涙が。
涙を耐えているラビを神田は優しい瞳で見つめる。
今にも泣き出しそうなラビを抱き締めたいと思う・・・・が,ラビの中にはあいつがいる。
神田が最も嫌いな奴。
・・・アクマにも神にも愛されなかった…
白髪の頭をした・・・
腹の中では何考えてるか解んない腹黒い奴
そうアレン・ウォーカーだ。
アクマにも神にも愛されなかった奴が何故ラビに愛されている?
そう思っただけでも腹がたつ。
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