909人が本棚に入れています
本棚に追加
谷口は“ヤレヤレ”と肩を竦めると美月の後を追いかける。
『小さい頃は…もっと可愛かったのになぁ…………いつからあんなになったんだっけかな……[?]』
美月は小さい頃から頭の良い子供だった。
大人達は、そんな美月を持て囃す。
美月は大人達が事あるごとに褒めたり驚いたりするのが面白かった。
その時も褒められて楽しんでいると“アイツ”が現われた。
「楽しい[?]」
それが“アイツ”との初対面だった。
最初のコメントを投稿しよう!