トラウマ

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 現れたのは美月と同じぐらいの子供。  名前は知らない。  「……君は誰だ[?]」  美月は大人達に囲まれていたので子供が珍しかった。  「…僕は谷口 衛(タニグチ マモル)…今日は美月って子を見に来た。」  美月は自分の名前が知らない子供の口から出たので興味を覚えた。  「ふ~ん[?]…で、見た感想は[?]」  「特に無いなぁ…」  衛は美月をジロジロ見るとそう言った。
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