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時間は0:00をまわり、陣痛の間隔が無くなった。
常に痛くなったのだ。
助産婦さんから…
「もうすぐですから」
と一言いわれ中に通された。
僕「ぉぉぉぃぉぃ!心構えが…ちょっとタンマ!!!」
と、心の中で思っただけで、直ぐに妻の側へ。
薄暗かった部屋は、お産がしやすい様に、全ての照明が点けられていた。
僕は手を握り「頑張って!頑張って!」と励まし続けた。
次々と医療器具が運ばれ、スイッチが点けられる。
助産婦さんが…
「今ね、子宮が開き切ったから、破水させましたから。」
妻が…
妻「うーん…痛い…痛い…」
僕「頑張れ~…頑張って!」
助産婦が手術着を着始めました。
「先生を呼んで」
「…はい。○○室です。」
「はい。頑張ってね~」
いよいよ分娩が始まる。
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