望み

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貴方の重さは ここちいい 貴方の吐息に 満足する 貴方の名前を 特別な呪文の様に呟き 貴方を戻って来れない 迷宮へ 夜の闇も 朝の光も 関係しないこの世界は 私と貴方で創った 繭の中 貴方の指先は 魔法の様に私の髪を玩び 明日になれば 忘れる
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