始まりの銃声

11/15
前へ
/267ページ
次へ
ゴダル村に着いたのは間もなく日が落ちようとしていた。 「さあ着きましたよ、ようこそゴダル村へ」 ライアがリンクスに村を紹介していると 「話は後にしようぜとりあえず村長の所だ」 ビンツがリンクスの手を引いて村長の元に向かった。 「ちょっと!1人で歩けるから手を離してよ」 ビンツは手を離して 「遅れるなよ」 ビンツを先頭に人の行き来が多い村を進んで行った。 集会所に入り 「村長!倒してきました」 村長はライアとビンツを見上げて 「おおー帰ったか…無事に戻ってこれたようじゃな、ん…そちらのお嬢さんは?」 リンクスは自己紹介をした 「お世話になります、私はリンクス…旅のハンターをしている者です」 村長はリンクスをしばらく見ていると 「ビンツ、ライアお前達は下がってくれるかの、このお嬢さんと少し話がしたいのじゃ」 2人はわかりましたと言って近くのテーブルに座った。 「ではこちらの部屋に来てくれるかの~」 村長は小部屋に案内した。
/267ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1125人が本棚に入れています
本棚に追加