始まりの銃声

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リンクスが与えられた椅子に座ると 「リンクスよ…お前の両親ディーズとリアは元気か?」 突然の質問にリンクスはたじろいだ 「え?わ、私一言もそんなこと…なんでですか?」 村長はフォフォフォと笑い 「おぬしの事はポッケ村の村長から聞いておるわ心配するでない…他言はせん」 それを聞いて安心したリンクスは 「父と母は今ポッケ村でハンターをしていますよ」 村長は納得したように 「そうか…では儂から一つ頼みたい事があるのじゃが…良いかの?」 リンクスは頷くと 「しばらく…この村に滞在してハンターとして働いてくれないかの?」 リンクスが口ごもると 「おぬしのようなハンターが必要なのじゃ…勿論住居などは心配することはないぞ」 結局考えた末にこのまま目的無く旅をするより村でクエストを受けた方が良いと考えて了承した。 「そうか…ならばあやつらを手伝ってくれんかの、頼んだぞ」 リンクスはお辞儀をしてビンツ達の元に向かった。 「リンクス!こっちだ!」 ビンツは手を振ってリンクスをよんび座らせると 「村長は何だって?」 ライアが聞いてきたので 「私…この村に住むことにした…ていうか村長にあんなに熱烈に頼まれちゃったから、断る訳にはいかなくてね、よろしくね2人共」 改めて2人に挨拶をした。 「そうか…こちらもよろしくな」
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