恋の飛行船

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もう一度電車に乗ると、二人は並んで座った… 通勤でどんなに美人が、体の触れ合う距離にいても何も感じないのに…  今は違った… 自分の鼓動が聞こえるぐらい… 呼吸をするのが苦しいぐらい… 大人の男を演じるのが難しいぐらい… 友春にとって、それぐらい美砂の存在は大きくなっていた… (ほんのさっき…会ったばっかりなのに…ひとめ惚れ?…これが…これが人を好きになるってこと?…) 「…さん…友春さん❗」 「あっ、あっ呼んでた?」  「もぅ➰…さっきからずっと呼んでんのにぃ…😡」  「ゴメン、ゴメン💦」 怒ってふくれた顔も可愛いかった… 「ねぇねぇ、なんて呼んだらいい?ともやん?ともっち?とも?」 「普通でいいよ💦」 「ダメ❗ん〰やっぱりともっちにしよう💓」 友春は恥ずかしかった… でも心地よい響きだった。  「じゃあ、私は美砂りん💓呼んでみて⤴」 「そ、それは…」 友春は恥ずかしくて耳まで赤くなった💦 「もぅ…今日1日は美砂の奴隷になる約束でしょ❗」 そして美砂は友春の耳元に顔を近付けると…  「言わないとヤラせてやんないぞ💓」  と、耳に息を吹きかけた💦💦
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