恋の飛行船

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まわりの人なんか関係なかった… 明日、世界が破滅してもいいと思った… 美砂さえいれば、何もいらないと思った… 「んぐっ、ぐっ…」 息も苦しくなるぐらい… 唇と唇の隙間がないぐらい… 顔の形が変わるほど… 口をつけたまま離さなかった…  舌をからめたり… 歯の裏を舐めたり… 舌を思い切り吸った… そして、右手をTシャツの下にすべりこませた…  ブラジャーを強引に引き下げると飛び出した胸を、力いっぱい握りしめた… 「あっ、痛い…やさしくして…」  「あっ、ゴメン…」 優しくしたかったが、言葉とは逆に強く握りしめた… 手のひら全体に感じる弾力に… そうせずにはいられなかった…  人差し指の先で乳首を転がした… コリコリした感触に異常に興奮した… 「あっ…」 美砂が小さな声を洩らした… (美砂も感じてるんだ…) そう思うといたたまれない気持ちになり… 人差し指と親指で乳首をそっと、つまんだ…  瞬間、美砂の身体がビクンとした… 「あー気持ちいいよ…ともっち…」  美砂の呼吸が荒くなっていた…  「ともっち…ともっち…舐めて…」  人の目など関係なかった… 友春はTシャツをまくり上げた…  衣服の隙間から… 豊満な胸が… 豊満な胸の上の淡いピンク色をした乳首があらわになった…  友春は乳房をもみながら… その乳首を口に含んだ…  そして、口の中で舌を使って乳首を転がした… 音を出して吸った… 「あーあーあー」 言葉ともすすり泣きとも思えない声を洩らすと… 美砂はグッタリした… 友春は、美砂の服を元に戻すと優しく髪を撫でた… 優しく、優しく、見つめながら…
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