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そして使い方を説明した…
それが、この箱だった…
(せっかくお姉さんがくれたのに…頑張らなくちゃ⤴)
美砂は箱を拾うとトイレを出た。
「美砂ー❗美砂ー❗」
友春は必死だった…
「美砂ー❗どこだー❗」
もう、小一時間も探しているのに見つからなかった…
もし、美砂に何かあったら…
もし、美砂が死んでいたら自分も死のうと思った…
(もう、だめか…)
諦めかけたその時…
🎶ピンポンパンポン🎶
ともっち様🎵ともっち様🎵お連れの方がお待ちです🎵
今すぐ、入場門横、総合案内所までお越しください🎵
(ま、まさか…)
友春は猛ダッシュ💨で案内所に向かった。
「ハァハァ…すい…ま…ハァ…こ…ここに…」
息を切らせながら、部屋の奥を見ると美砂がチョコンと座ってた。
「てへ、ゴメんね😜」
友春は美砂に近づいた…
なぜか、熱いものが込み上げ…
涙が溢れてきた…
「バカ❗心配かけんな‼」
そう言いながら涙をボロボロ流した。
そして、案内係のお姉さんがいる前で美砂にキスをした…
むさぼるように、何度も、何度もキスをした…
「もう、どこにも行くなよ。」
「うん。」
「心配させんなよ。」
「うん。」
「愛してるよ。美砂…」
「嬉しい…」
二人は愛を確かめるようにいつまでもキスをした…
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