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恥ずかしながら、28才にもなってセックスはおろか…
女性のその部分を見た事もないのだ…
風俗に行けばいいのかもしれないけど…
友春はDVDを、カウンターに置いた。
いつもこの瞬間が恥ずかしいのだ。
若い女の子にDVDを渡す瞬間が…
「二枚で580円になります。」
ニッコリ笑う店員の顔も見れないのだ。
自分が思う程、相手は思ってないと思いつつ…
ひたすら、下を向いてお金を払うのだ…
家に着くとティッシュを用意して、DVDを再生した。
その最中は画面の女の子をオカズに何回も何回も、天国にいるような気分になって幸せなのだが…
見終わり現実に戻って、ティッシュの山を見ると情けない気持ちでいっぱいになる…
「あー、天使のような女子高生いないかなぁ…」
後片付けをしながら呟いた…
次の日、いつもより早く目が覚めた。
あくびをしながら…
「たまには早く行ってみるか…」
友春はいつもより二本早い電車に乗り込んだ…
いつもなら立ったままなのに今日は座席に座れた。
少しウトウトして気付いたら、いつの間にか混雑していた。
ふと目の前を見ると昨日DVDで見た女の子より可愛い女子高生が立っていた。
(こんな娘が彼女だったらなぁ…)
と思いながらぼんやりしていたら、少し様子が変だった…
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