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11、中居君の家の猫😃
その頃、中居君のナカイ猫は…
―もう夕方か~。中居君どうしてるかな♪―
そう思いながら、家の中を歩き回り…
―暇だから、外に行こうかな…。―
窓の縁に飛び乗り、ナカイ猫ちゃんは外へと出た。日差しはまだ少し暑い。
ナカイ猫ちゃんは、いつも中居君に
『自分の知らない道には行くなよ♪』
と言われていた。ナカイ猫ちゃんはすぐ迷子になるから。
―中居君にいつも言われてるけど、今日だけ特別。―
そう思い、ナカイ猫ちゃんは知らない道へと進んでいった。
いつもなら、花がたくさん咲いてる家や、公園を通るのに、いま目の前に広がる道は、低い塀に雑草がボッサボサ。
―あれ~ここどこだろ?―
視界があまり良くないため、恐る恐る進んで行く。すると…
―わっ!!―
ナカイ猫ちゃんは悲鳴とともに、深い穴の中に落ちてしまいました。
―いた~い…どうしよう(泣)―
どうやっても、穴から出られません。
ナカイ猫ちゃんは途方に暮れていました。
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