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全てを包み込んだ雪は
やがて溶けゆく運命
儚くて
温かくて
優しすぎて
その華奢な温もりは
崩れそうな僕を抱いて
幼き頃の様に 泣き崩れたね
いったい君の事をどれくらい
愛せたの 解ってたの
君が好きだった空を見上げて
天を仰いだ瞳に涙は
訳なくこぼれ落ちた
二度と伝えられない想いだけが
彷徨い続けたままで
明日を想う日々は
無情にも色を変えて過ぎてゆく
白い吐息はやがて消え去り
消える事のない足跡残して…
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