序章

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太陰師…それは陽の世界を『陰の住人』から守る者。 『陽の世界』とは現在の地球を表し、『陰の住人』とは、陽の世界の裏側に存在する『陰の世界』に住む者たちを指す。 陽と陰は常に隣り合って存在し、常に争っていた。 その攻防を止めるために太陰師が生まれた。ある者は武器を使い、ある者は己の肉体に力を憑依(ヒョウイ)させ、またある者は契約を交わした霊獣を召喚して戦ったり、種類は数知れない。 『陰の住人』は霊感のある者にしか見えず、一般人は触れる事はできない。 これは、その太陰師が『陰の住人』との戦いを記した物語である。
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