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…………………
…グスッ……ッ
『どうしたの?
どうして泣いてるの?』
星がキレイに輝く夜
少女ゎ、ある公園のブランコに座って泣いていた。
通リかかった少年ゎ、泣いている少女の事が気になって声をかけた。
…少女ゎ泣くのをやめて、小さく口を開けて
『あのね、今日…あたしと妹が誕生日なの!+゚
だけどね…妹ゎお熱なんだぁ………
それでね、流れ星に願い事しにきたの★
願い事ゎ01回しか叶わないから…
“大好きな妹のお熱が治リますように”
って★+゚』
『妹の事好きなんだネ~!
あっ!
誕生日おめでとう★+゚
今日ゎ…07月07日……七夕の日だ!!+゚
……ところで、何で泣いてたの?』
少女ゎ、思い出して…また泣きそうになったけど、泣かなかった。
『……だってね………
願い事したのに…
お熱下がらなかったら嫌だもん!
それに…
もう…お願い事しても………叶わないんだよね…………
もっと色々、お願い事したかったぁ……グスッ…………ッ』
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