僕(pt.1)

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「ありがとじゃあまた連絡するね... ていうか名字一緒だったんだね」 するとお互い一緒に笑った 「そうだねおかしい」と軽く笑いながら「帰っていった」 まさに一目惚れだったしゃべり方も仕草もかなりど真ん中ストライクだった その日は夏喜ちゃんに出逢えたことと頑張った自分に対しての達成感で充実していた「あ~はやく会いたい」と少し彼氏気取りで独り言をつぶやいた。 まあそんなこんなでつまんない日常生活も適当に過ごし夏喜ちゃんにあえる日を楽しみに頑張った。それからカレンダーをめくり続けた日もとうとう終わり。ついに約束の日がやってきたその日は朝から落ち着かずなんども鏡の前にたち一人でチェックしていた。前の日はあらかじめバイトを仮病で休みますという完璧なプランを立てていた。 そしてケータイを取り出し「今日は何時頃なら大丈夫?」 と聞いた。 なぜか返信が戻ってこない... 「まさかあれは嘘かよ」と不安になり新着メール問い合わせをなんどもしまくった。 半分諦め気味で寝ていたら返信が返ってきた。 「ごめん課外が長引いて返信おくれた」 となんともありきたりな返信だったけど安心したので軽く流し「全然大丈夫だよで今日何時頃大丈夫?」 「今から家に帰って支度するから6時半ごろに近くのファミレスでってことで」
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