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「あっれぇ?おかしいなぁ・・・」
キーボードをカチャカチャといじくる。
「ったく」
マウスをスタートに持っていこうとした時、突然動かなくなった。
フリーズしたらしい。
「面倒いなぁ。」
仕方なく強制終了をしようとした時、画面が砂嵐になった。ガァーー。洋平はびっくりする。
「パソコンって砂嵐とかあんの?てかテレビじゃねぇし・・・。」
戸惑どっていると赤い文字で
【死のサイトへようこそ】
と書かれている。
「死のサイトぉ?」
洋平は電源のボタンを押した。が、パソコンは起動をしている。洋平の額から冷や汗が出る。
「そんな・・・ありえねぇよ・・・」
なおもパソコンは何かを打っている。独りでに・・・
【このサイトを見たあなたは10日後に殺されるでしょう・・・】
赤く生々しい文字。洋平は混乱していた。
「やめろぉ・・・」
洋平は外に飛び出す。
こんな所にいてたまるか!
汗だくになりながらも、懸命に走る。
「俺は死なねぇぞ!」
曲がり角を曲がった時誰かにぶつかった。彼女だった。洋平は彼女を見るなり抱きついた。
彼女は目を丸くする。
『どうしたの?洋平!』
「俺は死なねぇよ!」
洋平はそのまま意識を失った。
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