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ほんとんどの人がパソコンを使い生活をしているに違いない。金城 早苗(18)もその一人であった。
毎日コーヒーをすすりながらチャットやゲームにインターネットをしている。飽きはしない。だって、毎日いろんな情報が入ってくるから。
今日も学校から帰ると軽くシャワーを浴びる。頭を丁寧に洗い、よくすすぐ。甘い林檎の香りが鼻をくすぐる。お風呂からあがると、フワフワのバスタオルで綺麗に隅々まで拭く。鏡を見てにこっと笑う。
「うん☆今日も私は元気」
一人で呟く。シャツを着て、スカートをはく。そして夜飯となる、ハムソーセジパンを加えていつものようにパソコンの前に座った。
ギシと椅子が軋む。パソコンの電源をつけた。ウィィーンと機械音が静かに鳴る。
ハムソーセジパンを頬張り、牛乳を飲む。ゴクンと喉を鳴らした。やがて、画面が露になり早苗の好きなタレントが映りだした。
「うきゃぁ~、剛くん。今日もかっこいいなぁ。」
またもや独り言・・・。そしてインターネットをつないだ。インターネットが繋がると怖い話を検索する。早苗は最近怖い話にはまっているのだった。
「今日はなにがあるのかなぁ~♪」
嬉そうに言った。
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