766人が本棚に入れています
本棚に追加
【現実の世界に戻れるのは幻想の世界での「死」を受け入れた者...
自らの「死」は現実世界での意思であり...この世界での「死」とは認め得ない】
「つまり...現実に帰れるのはお前に殺された俺の方なのさ!」
既に腰の辺りまで消えた太一が,愕然とする僕に愉しそうに話し続ける。
「お前の後ろにある宝の山を見てみろよ...」
ゆっくりと振り返る...
そこには刀剣類以外の宝が...
無数の白骨へと変わっていた。
最初のコメントを投稿しよう!