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ハクト「なぁ俺と友達にならねぇ?これといって話すヤツいねぇんだよ。」
ヒロ「ボ…ボクと友達に?」
火炉は白斗の発言にビックリした。
ハクト「あぁそうだけど変か?」
ヒロ「変じゃないけど…ボクと友達になったって楽しくないですよ…」
はぁ~学校にこんなネガティブな奴がいるとはな。
落ち込んでいる火炉の様子をみて白斗はため息を吐いた。
吐くしかないだろう。
友達に誘ってみれば落ち込むのだから。
ハクト「楽しいか、楽しくないかは俺が決める!っという事でヨロシク!火炉!
俺は白斗だ。」
白斗は手を延ばして自信満々に答えた。
ヒロ「……ヨロシク…赤髪 火炉です。
白斗さん。」
微笑んで手を延ばした瞬間…―
ヒロ「痛っ!何するんですか!?」
え?なんで殴られたの!?
握手を求めた方から拳が飛んできた。
当然、疑問を抱く。何故、頭を叩かれたのか。
ハクト「さん付けはいらん!気持ち悪い!タメだろ!」
ヒロ「わ…わかったじゃあ…白斗く…じゃなくて!はくと。」
呼び方に不満だったのだ。
改めて呼び直して君付けで呼ぼうとしたら白斗は拳を掲げ殴る準備をしていたため、途中でやめ呼び捨てにした。
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