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「教えてやるから、ベット行こ!」
「え?」
「ベットでゆっくり説明してあげるから」
「エッチ…」
「そんな俺も好きなくせに(笑)」
悔しいけど…確かにそうなんだよね。
あたしは彼に言われるままベットに横になった。
たくさんキスをして、大好きな彼に抱かれる。
「ここ…」
「え?」
彼はあたしの体にキスしながら、そう言った。
「ここも…ここも好きだ」
首筋や肩や胸、体中にキスをして…
「結衣の全部が好きだよ…」
耳元でそっと囁かれた。
すごく恥ずかしいけど…嬉しかった。
「結衣…」
膝に手を当て、開かれたまま…顔を埋める彼。
「んっ……ダメ…」
「好きだよ」
あたしは体を震わせ、彼の髪を乱す。
「もっと?」
悪戯に笑って聞いてくる彼に、目を閉じたまま静かにうなづいた。
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