❤夏休み❤

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「着いたよ」     「ありがとう…」     あたしの家に着き、車が止まった。     相変わらず…会話が続かない。     気まずくて、あたしは車を降りようとドアに手をかけた。     車を降りようとしたら、彼に腕を掴まれた。     「修司??痛い…」     すごく強い力で腕を掴まれて、いきなりキスをされた。     助手席のシートを倒して、激しいキスをされる…     「やだ…」     「黙って」     「修司!!こんなの…やだ…」     どうして?     なんで、こんな…     すごく怖くなり、思わずあたしは彼の頬を叩いてしまった。     「やだ!なんで…?」     「男と二人で勉強するのは平気なくせに…」     「だから、山本くんはそんな人じゃないってば!」     「そうかよ…なら、好きにしろ」     そう言うと、彼は運転席に体を戻し、外方を向いてしまった。     あたしは黙って車を降り、家に入った。     どうして…そんなに怒る事?     分からないよ…  
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