❤夏休み❤

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ほら、山本くんは修司が思ってる様な悪い人じゃないんだよ。     それを男ってだけで…そういうの許せない。     ヤキモチ妬いてくれるのは嬉しいけど、男と女ってだけでさ。     疑われる様な事だって何もないのに!     「井上?」     「ん?」     「どうした?怖い顔して…」     「え?ううん、何でもないよ!」     「そう?彼氏とうまくいってないなら、相談のるよ?」     「ありがとう…」     相談なんかしたら…余計ややこしくなりそうだし。     「…おはよう」     山本くんと話ながら学校に向かっていると、後ろから声がした。     「高村先生、おはようございます!」     「…おはようございます」     彼は…怒った様な顔であたしを見ていた。     何も知らない山本くんは、ニコニコしながら彼やあたしに話かける。     山本くんと修司の間になって…気まずいまま、学校に着いた。  
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