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ご機嫌な父親をよそ目に、息子は左側を窓から眺めていた。 晴れていれば連なる山々がそびえ立つ絶景が見えたに違いない。 ふと、息子が運転席の計器に視線を向けると、 《時速80キロ》 をメーターが示していた。
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