8月8日。再会。

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Sideエリナ よく 俺のこと嫌い? ってゆわれてたけど そんなワケなくて。 でも すき、ってゆえなくて。 本気ですきだから、 冗談ですら、ゆえない。 でも、 今は……… ゆってもいいかなぁ? 「すき、ですよ、ユウゴさんのこと……」 ものすごーく 小さい声で呟いた。 「ん?なんかゆった?」 ユウゴさんがこっちを見た。 聞こえてなかった… よかったよーな、残念なよーな………? でも 伝えなきゃ、 ダメな気がする。 今度は思いきり、 声を出した。 「あたしっ…ユウゴさんが好きで………だから、きっとあたし、戻ってきちゃ…ったと思うんです…っすきです…すきです……ごめんなさい……ごめんなさ…」 涙が、出た。 吐き出した。 全部。 全部。 「ユウゴさ……!」 あったかい……? 抱きしめられてる? 抱きしめられてる! 「…エリナちゃん。 ……俺、本気にしちゃうけど?(笑)」 ………もう、 どうなってもいいって、 思った………。 「してもいいですよ…。 あたしなんかでよければ………」 「ほっぺにチューしてくれたら、本気にしちゃう…(笑)それが証拠……」 しても、いいの? するよ? ドキドキドキドキ… 一瞬だけ、 触れた。 頬と唇。 その瞬間、 視界が変わった。 目の前にはユウゴさん。 奥に 天井………。 「ユウゴさん。 ごめんなさい、すきになって、ごめんなさい……」
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