2人が本棚に入れています
本棚に追加
/66ページ
『……マジで?』
ケンは言葉を失った。
「リョウスケ君は笑いながら話してたけどさ…リョウスケ君の背中…凄く寂しそうな背中をしてた…」
『そう…なんや』
ケンが姫路に住んでた時だって、ニコニコしながら近況を話してくれたリョウスケ。
どんな時も…ケンのヒーローだったリョウスケ。
誰よりも“男らしかった”リョウスケ。
そのリョウスケの背中は…とても冷たくて…。
既に…届かない場所にいたんかな…?
最初のコメントを投稿しよう!