病院通い

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『……マジで?』       ケンは言葉を失った。       「リョウスケ君は笑いながら話してたけどさ…リョウスケ君の背中…凄く寂しそうな背中をしてた…」       『そう…なんや』       ケンが姫路に住んでた時だって、ニコニコしながら近況を話してくれたリョウスケ。      どんな時も…ケンのヒーローだったリョウスケ。       誰よりも“男らしかった”リョウスケ。       そのリョウスケの背中は…とても冷たくて…。       既に…届かない場所にいたんかな…?
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