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「同じクラスの伊藤レナだよ。
へぇ~天野くん、こんなとこでバイトしたりするんだ。
いが~い。
あ、イチゴとレモンでお願いね」
誰?って気持ちが顔に出たのか彼女が名乗った。
「はい、どうぞ。
あ、金はいい。
クラスメイトの名前忘れたお詫びってことで」
ニカっと作り笑いをしながらかき氷二つを差し出す。
「わあ~~、ありがとう。
ね、夏休み終わったら学校、真面目にきてよね。
天野くんとなら私、仲良くなれそうだしさ」
そう言い残して伊藤レナは砂浜に帰っていた。
その後ろ姿もなかなかいい。
いいケツしてんなぁ~。
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