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「諸君の働きは、多少なりとも耳にしている。………特に嵐豪、貴殿と仲間の力は、我々第1魔界にも轟いて居たぞ。」
「………そいつは光栄だね。」
ゼゼクの賞賛の言葉に、クロノは照れを感じていた。
しかし、そんなクロノの感情も一時の事。
「………これで、君達の敵は居なくなった。この世界に居る内は、第3魔界の住人も君達に手を出せない。」
今日、ゼゼクが彼等を集めたのは、これを伝える為だったのだろうか?
「長い戦い、ご苦労だった。………大人しく、剣を置いて休んでくれ。」
守護者と敵対していた魔界は消失した。
なら、彼等が守護者として戦う理由も消失したも同義。
「………は?」
ゼゼクの突然の言葉に、困惑する何人かの少年少女。
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