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とりあえず席に着いて、瑠莉は先生が来るのを静かに待った。
本鈴が鳴って数分すると35歳位の男の先生が入ってきた。
「おはよう。選抜クラスのみんな。さすがに今日の遅刻はいないみたいだな。」
先生がこう言ったあとに瑠莉は蓚と呼ばれてた男の子に思いっきり顔を見られた。
「せんせーい。今日、なにすんの?」
「これから始業式に行って、それから自己紹介と選択科目についての説明。自己紹介で何を言うか考えとけよ。」
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