9/18
前へ
/538ページ
次へ
例えばたまねぎに火が通ってなかったり、 味にパンチがなかったり、 異常に具材が煮崩れていたりしても、 彼は、 「まずい」 とは言わずに、 「こうするともっといいんじゃないかな」 って、笑って言って、 全部食べてくれる。 あたしはそんなとき、 申し訳ないなぁって思うと同時に、 すごく好きだなぁって、 実感する。
/538ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2093人が本棚に入れています
本棚に追加