甘い時間の始まりは

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「..【Peace!!】?」 喜一さんに連れてこられたのはオフィス街の一角 その中の1つの高層ビルの駐車場になんの迷いもなく喜一さんは車をとめて中に入っていった 私はわけのわからないまま喜一さんの後ろを早足でついていった そして今 私の目の前には【Peace!!】とかかれた看板 ..【Peace!!】ってあの【Peace!!】だよね? 「俺の会社です」 「..え...」 そう言って喜一さんは私の手を引いてどんどん中に入っていく 「社長こんちは~」 「その子社長の隠し子ッスか~?」 「寝言は寝て言え馬鹿共が」 おそらく社員だろう 2人の男の人が喜一さんに話しかけてきた 「..社長...?」 『俺の』会社って言ったからまさかとは思ったけど 「俺の仕事は【Peace!!】の社長です」 おずおずと聞いた私に喜一さんは私の大好きなあの笑顔を向けてこたえた ...嘘ォ~
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