甘い時間の始まりは

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「千佳!彼女は君塚みちる..俺の恋人だ」 私がちゃんと挨拶できたことを誉めてくれてるのか頭を撫でながら喜一さんは紹介してくれた 『恋人だ』と それだけで嬉しくてにやけてしまう 「「..え...」」 喜一さんの言葉に目の前にいた千佳さんと部屋にちょうど入ってきた茶髪に眼鏡をかけた男の人の声が揃った 「え―――ッ!!?なに言ってんですか喜一さんッ!!!」 「全くだ!その子制服着てるじゃねェか!!」 ものすごい勢いで2人は喜一さんにつめ寄った なにか変なこと言っただろうか..? 「当たり前だろう..みちるは16歳だ」 「「16ッ!!!??」」 耳がキーンとなるほど2人の叫び声が部屋に響いた 「キミ喜一がいくつか知ってるか!!?」 「え?..いえ..」 「喜一さんは27だよッ!!?」 ...え..
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