甘い時間の始まりは

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喜一さんは27歳 対する私は16歳 27-16=11💡 11歳差.. 「....」 「....」 「....」 「..あの..それが何か?」 11歳差だろうとなんだろうと私が喜一さんを好きなのには変わりはない 昔から『愛に歳の差なんて関係ない』ってよく言うでしょう? 「「....」」 ケロッと言い放った私に千佳さんと男の人はあんぐりと口を開けていた 喜一さんはそんな2人を見てクスクスと笑っていた 「ちょうど良かった..サキ!千佳!俺これから打ち合わせあるんだよね」 「..なのに彼女連れてきたんですか?」 「だから2人でみちるを接待しておいて」 「えッ!!?」 最初に叫んだのは私 だってそんな話聞いてない 「大丈夫..すぐ戻りますから」 頭を撫でられ大好きなあの笑顔を向けられたらもう私はなにも言えない 「...はい」 「よし!みちるは良い子ですね」 そう言って喜一さんは部屋を出ていってしまった
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