甘い時間の始まりは

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「はッははははははじめまして!!みッみみちるの父だすッ!!!」 「もぅ!パパ落ち着いて!!」 「だッだって!!こういうの初めてなんだもん!!!」 ....笑うしかない 私と喜一さんはリビングのイスに腰掛けていてその前にパパとママが座っている状況 少しは父親の威厳ってものを持ってほしい 「すみません突然私が押しかけたものですから..」 「いいんですよ~パパは人一倍あがり症なんで」 申し訳なさそうに喜一さんが言うとケタケタとママは笑った 「で?お話というのは..??」 とりあえずパパを落ち着かせてママ少し頬を赤らめながら聞いた 「はい..今私は大事な娘さんと結婚を前提にお付き合いをさせていただいてます」 ―――ブッ💥 私とパパは飲んでいたお茶を吹き出してしまった ...親子して汚い.. 「みちるさんからまだ承諾を得てませんが..私はみちるさんと結婚したいと思っています」 私とパパが布巾でこぼしたお茶を拭いているため喜一さんはママに言った
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